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版画について
  版画は絵画の表現手段の一つですが、油絵や水彩画と大きく異なる点は、イメージができ
 たら、まず製版し、それから刷るという間接技法であるということです。
  用いられる版は、その形状から、凹版・凸版・平版・孔版という4つの大きな種類に分けら
 れます。それらの版を使った様々な技法により、作品の印象も変わってきます。作家によっ
 ては、独自の技法を生み出し、複数の技法を掛け合わせて、作品を表現することも少なくあ
 りません。
  刷り上がった作品には、作家が「自己の作品」として責任を持つ意味で、鉛筆で一枚ごと
 に直筆のサインと限定番号(エディション)が入れられます。版画作品の限定部数を分母、
 作品番号を分子として記入します。なお、作品番号は管理上の通し番号として、刷り順とは
 関係なく入れられます。 
  このようにして認められたオリジナル版画は、愛好者が本物を分かち合って持つことがで
 きる複数芸術で、現代の生活様式の中で、多くの人達に指示されながら普及しているアー
 トです。